ヨーロッパ旅行で必要な「ETIAS(エティアス)」とは?2021年以降EU諸国へ行くなら知っておこう!

ヨーロッパ旅行で必要な「ETIAS(エティアス)」とは?2021年以降EU諸国へ行くなら知っておこう!

パスポートがあれば、渡航できるヨーロッパですが、2021年からETIASが必要となります。このETIASがないと入国はおろか、飛行機に搭乗もできなくなってしまいます。本記事ではそもそもETIASの概要から申請方法まで紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

この記事でわかること
  • ETIASとは
  • ETIASが必要な対象国
  • ETIAS忘れると入国できない?
  • ETIASに関する申請について

海外旅行に行くために必要な書類といえばパスポートとビザです。
パスポートは日本国があなたの身分を証明してくれる書類、ビザは入国する国からの入国許可証のようなものです。
でも日本は世界でも有数のビザ無し渡航が認められている国。

これまで海外旅行に頻繁にいったことがある人でもビザを申請したことは無い、なんてこともあるかもしれません。

特に旅行先として人気の高いEU加盟国(シェンゲン協定加盟国)は日本のパスポートを持っていればビザ無し渡航OKなのでなおのことです。

ところが、2021年からEU諸国に行く際にはETIAS(エティアス)という名称の手続きが必要になります。
そこで、ETIASとは何なのか、ビザとは違うのか、対象国や申請方法などをまとめました。

2021年以降にヨーロッパ行く方はぜひ読みましょう!

ずばりETIASとは何?

ETIASとはEuropean Travel Information and Authorisation Systemの頭文字を取ったもの。
日本語に訳するとヨーロッパ旅行情報認証システムです。日本語読みでは、エティアスと言われています。

2020年以前まで日本からEU加盟国へ場合、90日未満の観光や出張目的であれば、パスポート取得以外の手続きは不要でした。
なので、いわゆるビザの取得が入りません。

ビザとは入国する国が発行する入国許可証。日本国籍であれば、EU加盟国へ入国するのに、パスポートさえあればビザ取得は不要です。

ところが近年、あらゆる国でテロが起きている背景から、旅行者の取り締まりも厳しくなっています。
信頼できる国からの渡航者でも、手続きの煩雑なビザは要らないまでも、身元を確認して入国審査を行おう、という国がいくつか出てきました。

そこで、EU加盟国でもETIASを導入することで、安全度の高い旅行者だけを入国させようということになったのです。
ETIAS導入については2018年に発表されましたが、まだ施行まで時間があるためか日本国内ではあまり話題になっていません。

現在とETIAS導入後の違いは?

現在、日本のパスポートさえ保持していれば、EU加盟国へ旅行することができます。
国によってはもう少し詳細に、「帰りの航空券を予約済であること」、「海外旅行保険に加入していること」などが条件になっていることもありますが、ビザは必要ありません。

ETIAS導入後もビザが不要であることには変わりありません。
ですが、渡航の2週間前から遅くとも96時間(4日前)までにETIASに登録し、審査にパスする必要が出てきます。

ETIASはオンラインで登録できますが、審査に72時間程度は要するとされています。
しかも万が一入国を許可されなかった場合は理由を確認し、再申請を申し立てなければなりません。

早め早めの申請が必要となりますよ。

ETIAS対象国はどこ?

2019年現在以下の26か国がETIASの対象となると発表されています。

アイスランド、アイルランド、イタリア、エストニア、オランダ、オーストリア、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ共和国、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、バチカン市国、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポルトガル、ポーランド、マルタ、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、ルーマニア

ここで確認したいのはイギリスです。イギリスはシェンゲン協定にもともと加盟していないので、2021年以降であっても現時点ではETIAS登録は不要となります。
ただし、イギリスから他のEU加盟国(シェンゲン協定加盟国)へ渡航する際にはETIASの申請が必要。なのでイギリスから移動される際は要注意ですね!

ETIASに登録しないと入国できない?

ETIASに登録し忘れると、入国はおろか日本を出国できないとされています。
というのも、ETIASに申請し、登録できていることが入国の条件となっているためです。
2021年以降、ヨーロッパへ行く方は絶対把握していたいですね。

ちなみに新しい試みなので、2021年以降おそらく、「知らない」または「忘れてた」という方も相当出るかと思います。
その時に実際、ETIASを登録しない状態で、どこまで行けるかは不明。

ただ知っていれば事前に準備するに越したことはないですね。
これからヨーロッパへ行くという方は、必須の準備です。

ETIASの申請について

ETIASはETIAS公式サイトから申請できるようになります。
すべてオンラインでの申請となるため、オフライン以外での手続きはできません。

2021年以降に施行されれば、旅行代理店や取得代行業者が代わりに申請することもある見込みです。
オンラインでの申請が難しいという人は代行してもらってもいいかもしれません。

とはいえ、登録は難しいものではないと予想されるので、代行業者を通さずに自分で申請するのがベストです。

ETIAS申請に必要な物・費用

ETIAS申請に必要な物
・ICチップ付き・機械読み取り式のパスポート
・クレジットカード
・オンライン環境(パソコン・スマホ・タブレットいずれでも可)

ETIAS申請に掛かる費用
・7ユーロ(有効期限3年、もしくはパスポート残存期間のどちらか短い方)18歳以下は無料

現在、日本で発行してもらうパスポートであれば問題はないので安心してください。
クレジットカードの対応ブランドなどはまだ発表されていませんが、国際ブランドであれば問題は無いと予想されています。

ETIASはEU諸国への渡航のたびに申請するというものではなく、一度申請すると数年有効になります。
有効期限について2019年現在では、3年間有効の予定です。有効期限と費用はまだ決定ではないので、施行されたときにはしっかり最新情報を確認してくださいね。

ETIAS申請時に聞かれる情報

2019年現在、登録時には以下の情報の入力が必要とされています。
この情報をもとに、さまざまなデータベースと照会され入国審査を行います。

・申請者情報
名前や生年月日、性別、現在の国籍など申請者に関する情報に関する内容です。

・パスポート情報
申請者のパスポート情報に関する内容。パスポートを見て、入力すれば問題なさそう。

・その他質問
そのほかには、最初に入国する国に関して。
EU圏内であれば、最初の国に入国さえすれば、次のEU圏内の国では入国審査がありません。

適格性の質問
この項目については、感染症、犯罪歴、戦争地域国への渡航歴などについてです。

入国審査と聞くとむやみに緊張しそうですが、一般的な人なら正しい情報を入力すれば大丈夫と思っていいでしょう。
ただし万が一ETIASで入国不許可になった場合は目的に応じたビザを申請することになります。この項目については暫定であり、変更される可能性がありますよ。

ETIASと似たシステムをすでに取り入れている国

今までの説明で、なんだかすごいシステムだなと思った方も中に入るかと思います。
しかし、世界ではすでにETIASのように事前セキュリティチェックシステムを取り入れている国があります。

・アメリカ:ESTA
・カナダ:eTA
・オーストラリア:ETAS(もしくはETAと呼ばれる)

これらが代表的です。例えばカナダのeTAは空路で入国する時のみ申請が必要など、条件や費用、有効期間は国によって違います。
いずれにせよ事前に申請・登録が必要というのは同じなので、旅行の際には早めの申請を忘れずに!

ETIASの施行は2021年から!旅行前に要チェック

以上、ETIASについて紹介しました。
正確なところ、ETIASはまだ実施されているわけではありません。
また、この申請についての情報はあくまで2019年現在に発表されているものになります。
情報は結構変わったりしているので、正確な情報については、ホームページを参照してください。

ヨーロッパへ行くのにETIASの登録が必須なので、早くから知っておいて損は無いですよね。
数年先にヨーロッパ方面へ旅行へ行きたいという方は、ETIASの動向もチェックしておきましょう。

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ようさん

社会人まで海外童貞だった自分が急遽思い立って台湾へ一人旅へ。それから、少しずつ海外の空気にハマりました。
旅行は基本自分で手配する派。お金がかかりがちな旅行を「いかにコスパをよくするか」をあれこれ調べるのが趣味です。

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