オトクな海外旅行が大好き!ようさん(@yousankaigai)です。
海外のホテルに宿泊する際に驚くのがデポジット。
海外旅行でホテルにてチェックインする際、宿泊料金とは別にデポジットというものを請求されませんでしたか。
宿泊料金は事前に決済しているのに、フロントでいきなり「デポジットで100ドル」と言われて、お金やクレジットカードを求められたら驚きますよね。

しかし、このデポジットという仕組みは海外のホテルでは一般的なことなんです。
海外のホテルでは当たり前のデポジット、仕組みを知っておくことでチェックイン時にも焦ることはなくなります。
今回はこのデポジットの仕組みについてまとめてみました。
目次
デポジットって何のこと?
デポジット(Deposit)とは保証金または預かり金です。
文字通り、ホテル宿泊に対する保証金となります。
ホテルには、いろいろな備品がありますね。
ベッド、ソファ、デスクなどの家具から、テレビ、ドライヤー、電話機器などの電化製品、その他バスローブ、金庫、冷蔵庫、ミニバーなどの備品もあります。
そういった備品を壊してしまった、紛失してしまった事態に対する保証金なんです。
「海外のホテルでは宿泊費とは、別にデポジットの分も余計にかかるの?」
と思われる方もいるかもしれませんが安心してください。
問題がなければ、チェックアウト時にデポジットで支払ったお金は返金されます。
あくまで、ホテル側が一時的にお金を預かるだけです。
海外のホテルではどうしてデポジットが必要?
では、どうしてデポジットが必要なのでしょうか。
日本ではあまり馴染みがない仕組みなので不思議に思う方もいるかもしれません。
海外では日本と比べて、治安が悪いです。
(日本は世界で治安がいい国としても有名です)
日本人には考えにくい話かもしれませんが、雑な備品の扱いで壊されてしまったり、家具や備品を持って帰って(盗んで)しまう人がいるんです。

デポジットがあれば、ホテル側は預かったデポジットを返さずに破損な盗難の補填に充てることができます。
つまり、ホテル側が宿泊者にする追加請求の備えというわけになります。
また、事前にデポジットをホテル側が預けてもらうことで、盗難や破損に対する抑止力にもつながりますね。
ホテルのグレードが上がれば、その分家具や備品も高級になりますね。
高級家具のほうが盗まれるリスクが高いため、ホテルのランクが高くなるとその分デポジットの金額も高くなるケースが多いです。
デポジットを支払うことは、海外のホテルで宿泊する上で一般的なことです。
日本ではデポジットという仕組み自体が、基本的にないですからね。
外国人の観光客が急増している日本でも、このデポジット制度を導入するホテルが増えてくるかもしれません。
海外旅行でホテルに泊まるときは、デポジットを支払う 必要があることを覚えておきましょう!
デポジットの支払いの3つの方法
デポジットの支払い方法は
1) 現金で支払う
2) クレジットカードで支払う
を紹介します。
1) 現金での支払い
一番王道なのは、海外旅行先の現地通貨で払うことです。
チェックイン時にデポジットに必要な金額を現金でフロントに預けます。
破損、物損やミニバー等の利用がなければ、チェックアウトの時にデポジットで預けた現金はそのまま戻ってきます。
ただし、デポジット分の現金を余分に用意しなければなりません。
デポジットを1万円近くとるホテルもあります。その分の現金を用意するとなると、手持ちの現金が足りなくなることもありますし、両替の手間もかかります。
また、海外で多額の現金を持ち歩くのは国や地域によっては危険です。
スリや窃盗、置き引きに不幸にもあってしまった場合、現金が戻ってくることはほぼありません。海外では、現金は必要最低限の持ち運びにしいですね。
オススメは(2)のクレジットカードで支払うことです。
2) クレジットカードでの支払い
2つ目の方法は、クレジットカードで支払うことです。
デポジットを支払う際にクレジットカードを提示すれば、OKです。
実際にその場でクレジットカードにて支払い処理がされるわけではなく、与信枠を抑えるだけです。
チェックアウト時に支払いのキャンセル処理をしてくれます。
クレジットカードの場合、そのカードが有効かどうかの確認だけでデポジットとして済むこともあります。海外ではクレジットカード=身分証明書のような面もあるためですね。
万が一デポジットのキャンセル処理がされていない場合でも、カード会社に事情を説明すれば支払い処理をキャンセルしてくれるので安心です。
番外編) デビットカードでの支払い
番外編として、デビットカードでデポジットを支払うこともできます。
デビットカードとは、銀行口座とひも付けられていてる決済用カードです。
最近では日本の銀行でもデビットカードが一般的にになってきて、デビット機能付きキャッシュカードが当たり前になってきました。
デビットカードはクレジットカードと同じような感覚で使えますが、違いは決済すると即時に紐付けされた銀行口座からお金が引き落とされることです。
メリットとしては、お金を使いすぎを防げることですね。
一見デビットカードで良さそうに思えるのですが、デメリットがあります。
それは、デビットカードでデポジットを支払うと、デポジットの返金に時間がかかることです。

デポジットの返金をすぐに確認できないのはちょっと怖いですね…。またホテルによってはデビットカードを受け付けてもらえないこともあります。
デポジットを支払う際の注意事項
デポジットの支払いには、3つの払う方法を紹介しました。
最後にデポジットを支払う際の注意事項をまとめてみました。
クレジットカードしか受け付けてないホテルがある
ホテルによっては、クレジットカードしかデポジットの支払いを受付してくれない場合があります。
海外ではクレジットカードは信用の証であり、身分証明書の代わりにもなります。
クレジットカードを持っていることは、クレジットカードの審査に通っている=すなわち、支払い能力があると一般的に見なされるからです。
なのでホテルによっては、現金もデビットカードも受け付け不可。
クレジットカードでしかデポジットの支払いができないところもあります。
対応していない国際ブランドもある
ホテル側が対応していないクレジットカードのブランドもあります。
国際ブランドとは、VISA、JCB、Master Card、American Expressなどですね。
海外のホテルだとJCBが使えないケースが多いです。
日本人が多く行くような国や世界的なホテルチェーンだとJCBに対応していますが、マイナーな地域やローカルのホテルだとJCBが使えないケースがあります。
VISA、MASTERが使えないということはあまりないですが、念の為、国際ブランドが異なるクレジットカードを複数枚持つことをオススメします。
なお、国際ブランドについては以下の記事にまとめています。
帰国後のクレジットカードの明細を確認しよう
帰国後はクレジットカードの明細を必ず確認しましょう。
クレジットカードの明細でデポジット支払いのキャンセル処理がされていない場合、明細を確認してすぐ連絡する必要があるからです。
デポジットとは無関係ですが、海外でショッピングやレストランで決済した際、スキミングをされて不正利用されるケースはあるあるなので、必ず明細は確認したほうがいいです。
下の方のように、デポジットのキャンセル処理されたか、しっかり確認するようにしましょう。
お騒がせしたホテルのデポジット問題ですが、帰国しクレジット明細確認したら、ちゃんと消えてました。
良かったです。
いろいろありましたが、良いホテルでした。ゴシップガールの世界を満喫できました。
今日からまたいつもの日常が、、
時差ボケで夜中眠れず、眠たいです。 pic.twitter.com/TGo6XdZjwe— まりクソンZ@雑草魂19⚾️ (@momom68806977) July 5, 2018
まとめ
以上、海外のホテルで必要なデポジットについて紹介しました。
デポジットの仕組みについて、理解できましたか?
日本では馴染みがありませんが、海外のホテルではデポジットの支払いは一般的です。
また、デポジットの支払いはクレジットカードがオススメです。

もしクレジットカードを持っていない場合は、最低1枚は発行しておいたほうがいいです。
海外旅行保険が無料で付いているクレジットカードもありますし、現地の買い物やレストランでも使えるため、海外旅行でも活用できます。
海外旅行向けのオススメのクレジットカードについて以下の記事に詳しくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください!