海外旅行保険「救援者費用」とは?救援者とは誰?どんな費用が補償されるの?

海外旅行保険「救援者費用」とは?救援者とは誰?どんな費用が補償されるの?

海外旅行保険の補償項目である救援者費用。海外旅行中に、病気や怪我で一定期間の入院を余儀なくされた際に、1人で対応するのは大変ですよね?その際に現地に救援者として呼ぶ費用を補償してくれます。また行方不明、死亡時にも救援者を呼べます。万が一のために「救援者費用」の概要を理解しておくと良いです。

この記事でわかること
  • 救援者費用の概要
  • 救援者に該当する人
  • 救援者費用が適用される具体的なケース

海外旅行には必ず必須の海外旅行保険。
海外旅行保険にはいくつか補償項目があります。

今回はその項目の1つである「救援者費用」について紹介します。

あまり聞き慣れない&あまり使う頻度は多くない項目なんですが、知っておいて損はないので、解説していきたいと思います。

救援者費用とは?

海外旅行保険の救援者費用

「救援者費用」って言葉、聞いたことがある人いますでしょうか?
そもそも救援者費用という言葉自体にあまりなじみがないと思います。
かくいう自分も海外旅行保険について調べるまで、知りませんでした。

「救援者」というのは、文字通り、“助けに来る人”ですね。
つまり、救援者を現地に呼ぶ際にかかる費用のことを指します。

たとえば、海外旅行中に、病気や怪我で一定の期間入院しなければならなくなったとします。その際、日常生活はもちろん、事務手続きなど全て本人1人だけで対応するのは大変です。ましてや慣れない海外、1人では何かと不安がつきものです。

こういったケースでは、家族などを現地に呼ぶ必要が出てくることがあります。
そうなると、当然ですが家族の渡航費用が必要ですね。また、家族もホテルに泊まるので、当然宿泊費も発生します。

この渡航費や宿泊費が、今回の救援者費用に該当します。

あとは、行方不明となってしまった場合の捜索活動などにかかる費用もそうですね。
例えば登山などで遭難した場合のケースが考えられますね。あまり当てはまる人はいないと思いますが。

その他、あまり考えたくはないですが、海外旅行中に万が一にも亡くなってしまった際の遺体処理費用も含まれます。

捜索活動費用や遺体処理費用はかなりレアケースですので、緊急時に家族を現地に呼ぶ際の渡航費用の補償が主な用途になりますね。

救援者費用の実際にあったケース

実際の事例に当てはめると、以下のような感じ。

一人旅が趣味の会社員Aさんは会社の長期休暇を利用し海外へ旅行に行きました。
何事もなく帰国できればよかったのですが、不慮の事故により足の骨を折ってしまいました。命に別条はありませんが、自力で帰国することもできず、現地での入院を余儀なくされてしまいました。
足の骨折によって、体の自由がきかない上に、海外で1人で入院している精神面の不安もあり、Aさんの様子を心配した家族が現地へ迎えに行くこととなりました。
その際の渡航手続きにかかる費用や往復航空券代金が救援者費用として支払されることになりました。

こんな感じですね。
今回お伝えしたケースはあくまで一例ですが。

入院日数や付き添いの家族の人数など細かい条件や補償費用は海外旅行保険ごとに多少の違いがあります。なので自分の海外旅行保険会社を確認してみてください。

支払対象となる具体的なケース例

さきほど一例を紹介してみましたが、
具体的には、どんなケースの“救援”なら対象となるのでしょうか。

一口に救援といっても、ちゃんと”何の救援なのか”が定められています。
例えば、「一人旅の海外旅行で寂しくて精神的に辛い…」という場合の救援は、もちろん救援の費用としての対象には含まれません。まあ当たり前かもしれませんが…。

大きく分類すると
死亡・入院・行方不明
といった3つのケースでの救援が該当します。

その中でもさらに詳しく解説すると、

  • ・事故による怪我で180日以内に死亡した場合
  • ・病気で医師の治療を受けていた場合で、旅行終了後30日以内に死亡した場合
  • ・一定期間以上の入院(保障内容などにより日数が異なる)
  • ・生死の確認ができず、確認のため救援活動が必要になった場合

などあげられます。

ようするに、「ちょっと体調崩してしまったので、家族に現地に来てもらう」ということはできないわけです。
これができてしまうと、体調が回復次第、家族も海外旅行を楽しめてしまうこともできてしまいますからね笑

誰が救援に行けるのか?

さて、救援者として指定できるのは誰でしょうか?

わかりやすいのは、家族や親族ですね。
救援者の定義として「被保険者の親族(これらの代理人を含む)」となっています。

ただし、必ずしも救援者の対象が家族でないといけないというわけではありません。
都合により家族がかけつけられないケースもありますからね。

その場合は、代理人として会社の同僚や友人を救援者として指定することも可能です。

ただし、基本的には被保険者の親族であることは覚えておきましょう。

医療費は救援者費用に含まれるの?

この救援者費用にいて、意外な盲点を紹介します。

今回の救援者費用は、あくまで本人ではなく救援者に対しての補償内容となっています。
つまり、医療費までカバーをしているわけではないので注意が必要です。

現地で病院を利用した際にかかる入院費や治療費などの医療費は救援者費用の対象外です。

「じゃあ治療費は自腹なの?」
と思われるかもしれません。

もちろんそんなことはないですね。
海外旅行保険(クレジットカートの付帯も含む)には、別途、傷害・疾病治療費の項目がありますので、そちらが別途適応されます。

すなわち、
自分の治療費 → 傷害・疾病治療費
家族の渡航費用 → 救援者費用
でカバーされるというわけです。

ただし、救援者費用が適用されるケースは、入院などで帰国が困難な状況が前提なので、重い病気や怪我をしていることになります。

注意してほしいのは、この重い病気や怪我の治療費はかなり高額であることです。

例えば、クレジットカードの海外旅行保険の項目として「傷害・疾病治療費」は、ゴールドカードですら300万円程度の保障となっています。

入院や手術などが伴うと、300万円ではカバーしきれない場合があります。
もちろん、入院や手術などはなかなか起こりえることではないのですが、万が一起こってしまった場合の支払いはかなりの負担となります。

「クレジットカードの保険では補償が足りない?」というイメージのように思われてしまいますが、補償金額の最大値を超えてしまう場合は、クレジットカードを複数枚所持することで海外旅行保険の金額を合算させることも可能です。

それでも不安という方は、カードの保険ではなく、掛け捨て型の海外旅行保険に別途加入するのも選択肢の一つかもしれません。

楽しい旅行にするためには

簡単にですが救援者費用についてまとめてみました。

まとめると、

  • 救援者費用とは、現地で入院した際などに親族が救援に行った際にかかる費用
  • 軽い病気や体調不良は対象外
  • 救援者とは、基本的には親族だが、場合によっては代理人も可能
  • 治療費には「傷害・疾病治療費」が適用される

繰り返しになりますが、海外旅行保険の種類によって、条件や費用が多少異なる場合がありますので、実際の補償内容については必ず自分で確認しましょう。

せっかくの楽しい旅行ですから何事もなく帰国するのが一番。
ですが万が一に備え、自分のために家族のためにもクレジットカードの海外保険を含めたサービス内容まで一度目を通しておきましょう。

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ようさん

社会人まで海外童貞だった自分が急遽思い立って台湾へ一人旅へ。それから、少しずつ海外の空気にハマりました。
旅行は基本自分で手配する派。お金がかかりがちな旅行を「いかにコスパをよくするか」をあれこれ調べるのが趣味です。

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